花王、環境保全活動第8回「教員フェローシップ」募集開始

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花王、環境保全活動第8回「教員フェローシップ」募集開始

 花王は3月1日より、第8回「花王・教員フェローシップ~生物多様性支援プログラム~」の募集を開始する。3月1日~4月10日にかけて応募を受け付け、5月上旬開催の選考委員会での選考を経て、7月下旬から8月上旬にかけてプロジェクトを実施。10月下旬にはプロジェクト参加報告会(東京)が行われるという。

 「花王・教員フェローシップ」は、小・中学校の教員を対象に、夏休み期間の10日から2週間、生物多様性保全に向けた海外の野外調査研究(アースウォッチ主催)へ、ボランティアとして参加する機会を提供するもの。研究者の研究サポートを行い、現地で得た自らの体験や感動を、地域や学校での教育の実践に結びつけてもらうことを目的としている。

 第8回では、ヘブリディーズ諸島のクジラとイルカ(イギリス、7月25日~8月5日〈12日間〉)、中国浙江省の森林と気候変動(中国、7月25日~8月5日〈12日間〉)、ボルネオの雨林と気候変動(マレーシア、7月29日~8月7日〈10日間〉)、気候変動と森のイモムシ(アメリカ、8月4日~8月14日〈11日間〉)、バーネガット湾のキスイガメ(アメリカ、8月7日~8月15日〈9日間〉)の5つのプロジェクトに、小学校、中学校の教員10名(1プロジェクト各2名)の参加を予定。子どもたちへの大きな影響力のある教員へプログラムを提供することで広がる波及効果に期待している。これまで、世界各地で実施された41のプロジェクトに79名の教員が参加した。

 第7回(2010年)参加者は、活動後の成果として、「自分の生活の中で『僕たちが地球を変える』と、胸を張って行動できる子ども達を育てたい」(東京都小学校教諭)、「実際に経験したことを語る強みを得たという実感がある」(東京都中学校教諭)、「たくさんの生き物と生き物が支え合って生きていること、生き物を通して、命の大切さや自然・地球の大切さを子どもたちに伝えなければならないと強く感じた」(愛知県小学校教諭)と語っている。

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