資生堂は、BRICsの一つで、急速に成長するブラジル市場での展開強化にむけ、100%出資の子会社「資生堂ブラジル」(所在地=ブラジル・サンパウロ)を通じて、2012年5月より、北米子会社「ベアエッセンシャル」(以下、BE社、所在地=サンフランシスコ)のブランド「ベアミネラル」を販売する。
昨今のブラジルのトレンドが、自然やオーガニックへの関心が高まっており、これらを訴求する「ベアミネラル」は市場への受容性が高いと判断した。
販売チャネルは、eコマースと「ベアミネラル」直営店で、2017年の取扱店舗数は100店以上を目指す。なお、導入後5年間の売上計画は年率2ケタ以上の成長率を計画している。
近年のブラジルは、安定的な経済成長を背景に中間所得層の増加が消費を刺激し、化粧品市場はここ数年2ケタ成長を続け、1位のアメリカ(3兆8050億円)、2位の日本(3兆2560億円)に次ぐ、世界第3位の2兆3850億円(小売ベース)の規模に成長している。この活発な内需に支えられるとともに、社会的な変化も目覚しく、SNSの利用状況は世界1位と、ブラジル国民の約9割が利用している。こうした新しいメディアを活用したWebマーケティングを取り入れ、早期に市場へブランドの浸透を図るとともに、直営店を含む小売販売を組み合わせ、市場のニーズに対応していく。(データは全て同社調べ、2010年度)
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この記事は粧業日報 掲載
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