ヘアケア市場、新価値提案に注目集まる

粧業日報 2024年5月17日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 髪色の多様化にともないダメージケア製品が好調
  • 消費者ニーズの細分化により新たな切り口の提案が増加
ヘアケア市場、新価値提案に注目集まる

 矢野経済研究所は、2022年度の国内ヘアケア市場規模(毛髪業市場、植毛市場、発毛・育毛剤市場、ヘアケア剤市場の合計)を前年度比3.5%増の5166億円と推計している。2023年度は、コロナ禍における行動制限緩和による経済活動の回復により市場が好調に推移した。

 今後の動向としては、人口減少や人材不足の慢性化、為替相場の変動、資源高騰などによる物価上昇がリスク要因となるものの、高齢者雇用機会均等法改正による定年延長やアクティブシニアの増加により、ヘアケア商品・サービスの消費・使用期間が長期化し、自社顧客から得られるLTV(Life Time Value=顧客生涯価値)が伸長すると見込まれるなど、ポジティブな要因もある。

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