ユニ・チャーム、2024年12月期第1四半期は増収2ケタ増益

粧業日報 2024年5月23日号 4ページ

カンタンに言うと

  • 日本は全事業における価値転嫁浸透・拡大により想定以上の増収増益
ユニ・チャーム、2024年12月期第1四半期は増収2ケタ増益

 ユニ・チャームの2024年12月期第1四半期連結業績は、売上高が前期比7.0%増の2363億円、コア営業利益が32.1%増の375億円、税引前四半期利益が23.0%増の347億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が7.9%増の178億円となった。

 第1四半期として売上、コア営業利益とも過去最高を更新した。為替変動による影響額は、売上高で約136億円増、コア営業利益で約17億円増となっている。なお海外売上比率は64.7%、アジア売上比率は46.2%だった。

 当期は1月からの原材料単価の下落により粗利率を1.1P改善する効果や、新商品・リニューアル商品で価値を高めた価値転嫁の浸透・拡大などを進めた結果、粗利率は2022年第4四半期を底に四半期ごとに改善が順調に進んでいる。

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