カンタンに言うと
花王の化粧品事業では、個性ある尖ったブランド群を通じて、各国の市場(カテゴリー・セグメント)で№1領域を拡大する「グローバル・シャープトップ戦略」を推進し、2030年に化粧品のグローバルセールスでベスト10に入る事業体を目指している。
現在は、グローバルで注力しているブランド群「G11」のうち、「SENSAI」「MOLTON BROWN」「CuréL」の3ブランドをファーストランナーに位置づけ、グローバルで展開する花王グループの海外拠点・プラットフォームを最大限活用しながら、ブランドポートフォリオに沿ったブランド戦略を進めている。また、この3ブランドに加えて「KANEBO」「KATE」を戦略投資ブランドとし、日本を拠点としてアジアを中心に育成・強化を図っている。
花王の化粧品事業において海外全体の業績管理などを担う化粧品経営企画センター 化粧品グローバルビジネス部の山﨑政宏部長に、ファーストランナーの2ブランド(SENSAI・CuréL)、戦略投資ブランド(KANEBO・KATE)の近況と、今後の展望を聞いた。
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この記事は週刊粧業 2024年7月22日号 5ページ 掲載
■特集/メーカー各社の海外事業戦略~変化への柔軟な対応で国際競争力を強化◎花王~個性ある尖ったブランド群を通じて各国の市場で№1領域を拡大◎ポーラ・オルビスホールディングス~海外事業のさらなる成長へ中国での再成長とASEANでの展開を拡大◎マンダム~展開エリアを広げて持続的成長へ、新市場開拓・深耕にM&Aも検討■資生堂、「Max Mara」とフレグランス事業の長期的な提携で合意■ライ...
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