カンタンに言うと
コーセーは8月30日、東急プラザ原宿・ハラカド地下1階に直営店「Maison KOSÉハラカド」(延床面積:約312㎡)をオープンした。
若年層をメインターゲットに、コト体験を通じて今という瞬間を楽しむ複数のビューティアトラクションを展開する。オンラインと融合した店づくりを行うことで、快適で満足度の高い顧客体験を提供し、ミッションである「Find Your Own Beauty」を実現する。
「Maison KOSÉ ハラカド」は、若年層を中心に広がりをみせるモノを所有しない新しい消費スタイル(リキッド消費)に対応すべく、オンラインと融合した店づくりを軸に約1年5カ月をかけて店舗設計を練り上げた。
美しい手捌きでラッピングされていく過程も視覚的に楽めるギフト特化型コーナーや、気になる化粧品をじっくり試せるドレッサーとテスターの時間貸しサービス、商品のモバイルオーダーシステムなどを展開し、デジタルネイティブである若年層が快適で満足度が高いと感じる顧客体験を提供することで、若年層の取り込みを進めていく。
また、人材の流動化が進み、従業員の働きやすさや働きがいの向上が注目される中、美容部員がコア業務である接客に注力しやすい環境を整えた。
「従業員にとって働きやすい環境が、最終的に顧客体験の満足度向上に直結する」という考えのもと、効率的に動けるよう最適化した接客動線を確保し、接客時の身体的負荷を低減するカウンターやドレッサー、スツールなどを採用。また、荷物を一時的に収納する「荷捌き室」を設けることで、美容部員にとって心理的負担となっていた事象を低減することも試みる。レジ対応やラッピング、各ビューティアトラクションの管理業務などに専属スタッフをつけることで、美容部員がコア業務である接客に注力できる環境を整える。バックオフィス機能においては、デジタル技術を活用して様々な店頭情報を一元的に可視化することで、「調べる」「探す」といった作業時間を低減する取り組みを進めていく。
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この記事は粧業日報 2024年9月5日号 1ページ 掲載
■コーセー、次世代型直営店をハラカドにオープン◎アーバンカフェがコンセプト、随所にバリアフリーを採用■花王、脂質成分を髪に補給するラメラ構造シャンプー剤型技術を確立■伊勢半、「ヘビーローテーション」ポップアップイベントを開催■ライオン、「キレイキレイ」高級ラインから新香調を発売
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