カンタンに言うと
コーセーは9月16日、ハイプレステージブランド「コスメデコルテ」から、独自のカプセル技術により、濃密な油分量を抱えながらみずみずしい感触を実現したローション「薬用 マイクロバーム ローション」(医薬部外品、250mL・5280円、ミスト150mL・3850円、編集部調べ)を、全国の百貨店・化粧品店・公式オンラインショップで発売する。
グローバルでは、14の国と地域(中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、タイ、マレーシア、イギリス、イタリア、フランス、スペイン、アメリカ、カナダ、オーストラリア)にて順次展開する。
近年、性別や年代を問わず、化粧品により美しさを育むだけでなく、乾燥や肌あれなどのトラブルから肌をケアするためにスキンケアを取り入れたいという価値観が広がっている。また、日常的にスキンケアをしている人の中でも、「自分の肌質や肌悩みに合わせたい」「納得したものだけを使用したい」「色々なブランドを使うことが楽しい」などの理由から、スキンケアを同一ブランドやシリーズで揃えず、さまざまなブランドのアイテムを組み合わせて使用する人も増えている。
中でも化粧水は、男性や家族など初めてスキンケアをする人には1品から取り入れやすく、肌状態に応じて使い分けやすいアイテムの1つであることから、単品訴求型アイテムの市場が拡大し、様々な化粧水が展開されている。
コスメデコルテでは、幅広いスキンケアニーズにきめ細かに対応できる豊富なラインナップを揃えているが、今回、多様化する消費者ニーズにさらに応えられるよう、年齢、性別、肌質などを問わず、誰もが、いつでも心地よく手軽に使える化粧液「薬用 マイクロバーム ローション」を発売することにした。
独自技術「マイクロバームカプセル」を開発し、一般的なローションの約100倍もの油分量を、みずみずしいローション剤形に配合することに成功。化粧水のみずみずしい浸透力と、乳液、クリームなどのうるおいを両立させ、高保湿・高機能で肌にやさしい使い心地の低刺激処方のローションに仕上げた。ブランド独自のアダプタビリティの考え方を踏襲し、様々な肌タイプによる効果検証を重ね、使う人の属性を選ばないだけでなく、スキンケアの手順の制約を受けずに、ライフスタイルに合わせた柔軟な使い方ができるようになっている。
既存のラインナップに追加することで新たな顧客の獲得を目指す。グローバルブランドとしての存在感拡大と価値向上を狙うとともに、一人ひとりに寄り添い、ウェルビーイングにも貢献していく。
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この記事は粧業日報 2024年7月24日号 3ページ 掲載
■全粧協関東ブロック、第72回ブロック大会を開催~津村理事長、2024年度は「原点に返る」を活動方針に■資生堂、ル・セラムⅡ新製品発表会を開催■コーセー、「薬用 マイクロバーム ローション」を発売■資生堂銀座本店、パーソナルベストカラー診断を新たに導入■ポーラ化成、新乳化装置で複合型クリームの感触調整技術が進化
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