週刊粧業 2024年1月1日号
週刊粧業では、日本全国の「優良化粧品OEM/化粧品ODM企業(化粧品受託製造企業)一覧2024」(最新版)を作成し、化粧品OEM・化粧品ODMの会社・企業を一覧にまとめました。
スキンケアやポイントメークアップなど特定ジャンルに秀でた企業や海外展開・海外進出に積極的な企業、小ロットにも柔軟に対応する企業、オーガニック化粧品の製造に強みを持つ企業など、多種多様な25社の化粧品OEM/化粧品ODM企業を網羅しています。
化粧品OEMは他社ブランドの製品を製造することを指し、化粧品ODMは製品の設計から製造までを一括して引き受けることを指します。ブランドオーナーが製品の設計やレシピを持ち込むのがOEM、OEMメーカーが製品の企画・開発・設計を行い、ブランドオーナーに提供するのがODMということになります。
化粧品業界でのOEM(Original Equipment Manufacturer)とODM(Original Design Manufacturer)の違いは、製品開発や製造プロセスにおける役割や責任の違いにあります。それぞれの特徴を説明します。
特徴:ブランドオーナーが設計やレシピを提供し、OEM/ODMメーカーが製造を担当。ブランドオーナーが製品の設計やレシピを持ち込み、それに基づいて製造します。製造だけを担当するため、開発費用や時間を節約できます。ブランドオーナーはマーケティングや販売に集中できます。
特徴:メーカーが設計から製造までを担当し、ブランドオーナーに完成品を提供。メーカーが製品の企画・開発・設計を行い、ブランドオーナーに提供します。ブランドオーナーは完成した製品を自社ブランドとして販売します。OEM/ODMメーカーの技術力やノウハウを活用できるため、新製品の開発がスムーズです。
OEMはブランドオーナーがより多くのコントロールを持ち、ODMはメーカーに多くの責任を委ねる形になります。どちらを選ぶかは、企業の戦略やリソースによって異なります。
この記事は週刊粧業 2024年1月1日号 掲載
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