資生堂は、チュニジア共和国(以下、チュニジア)で最大手の流通・小売のコングロマリット「UTIC (ユーティーアイシー) グループ(所在地=チュニス)」傘下の「ユリッセ・ネゴス社」と代理店契約を結び、世界共通のグローバルブランド「SHISEIDO」のスキンケア、メークアップなどを高級化粧品専門店にて2012年2月より販売する。チュニジアにおける日本の化粧品ブランドとしては初の市場参入となる。
また、アフリカ市場での展開は、2009年のモロッコ王国、2010年の南アフリカ共和国に続く3カ国目となり、今回の同国への参入で資生堂化粧品の販売は世界88の国と地域(日本含む)となる。
2012年1月から、トルコ共和国にて合弁会社「資生堂トルコ」による営業を開始し、また、注目されるインドでは現地ニーズの把握と市場調査を目的とした「資生堂インド駐在員事務所」を開設した。さらに、2012年5月からは、アメリカ、日本に続き世界3位の化粧品市場であるブラジルでの展開強化に向け、100%子会社の「資生堂ブラジル」を通じて、北米の子会社ブランド「ベアミネラル」を投入する。
チュニジアは、これまで着実な経済発展を遂げ、ここ数年は年率5%の経済成長を継続している。化粧品市場についても、地元資本の高級化粧品専門店の販売網が整備されつつあり、欧米の大手化粧品ブランドが購入できるようになった。
このような背景のもと、2010年度の化粧品市場規模は、前年対比でプラス10%弱の9600万ディナール(約50億円)と拡大していることから、市場参入の環境が整ったと判断し、「SHISEIDO」ブランドのプレゼンスの確立に取り組む。
この記事は粧業日報 掲載
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