京王百貨店新宿店、若い世代に広くアプローチ

週刊粧業 2017年10月23日号 16ページ

カンタンに言うと

京王百貨店新宿店、若い世代に広くアプローチ
 京王百貨店新宿店では昨年秋に化粧品売場をリニューアルし、メイン通路にメークブランドを集積することで若い世代へのアプローチを強化した結果、20~30代の新客を多数獲得した。

 インバウンド需要も衰えを知らず、国内一般消費も盛況であり、国内外から訪れる来店者で売上を大幅に拡大することができた。

 婦人雑貨部化粧品・アクセサリー担当の堀添瑞穂統括マネージャーと安住香奈化粧品売場売場マネージャー代行者に化粧品売場の動向と戦略を伺った。

昨秋の改装効果で若い新客を誘致
今春はランコムを改装して差別化

 化粧品売場では39ブランドがカウンターを構え、連日賑わいをみせる。

 昨年秋に若い世代を取り込んで買い回りを促進すべく売場を改装し、今春に2階にアインズ&トルペをオープンしたことで若い客層を呼び込めている。

 1階のメイン通路沿いに移設した「RMK」「イプサ」「イヴ・サンローラン」は併せて20代が42~43%増、30代が20%増となった。改装前の5年間は20~30代の減少が続いていたが、改装で強化することができた。

 「ディオール」「シャネル」も改装効果で20代がそれぞれ80%、50%増加し、客数も増えている。傾向として、若い世代が改装したブランドのメークアイテムを好んで購入しているという。

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