シーエスラボ、2工場(館林・千代田)使い分け製造を円滑化

C&T 2017年6月15日号 23ページ

シーエスラボ、2工場(館林・千代田)使い分け製造を円滑化
 シーエスラボは、群馬県館林市に敷地面積700坪の館林工場を持っているが、2012年より第二工場として群馬県邑楽郡に千代田工場を竣工した。小規模工場のため少量多品種生産向けで、数百単位から受け入れている。

 創業以来、「これがあったら面白いのではないか」という好奇心を原動力に、処方にこだわり抜いたユニークな製品の開発に取り組んできた同社は、オイル分を多量に含み、乳化安定化が難しい「クリーミィローション」や、肌刺激性を抑えつつクレンジング力を格段に向上させたクレンジング剤、すべて天然由来原料でつくったスキンケアなど、特長的な製品を揃えている。

 館林工場では大ロットを中心に製造しているのに対して、千代田第二工場ではニッチ市場を狙ったユニークな製品のほか、使用期限が短い、期間限定でしかつくれないなど、条件が厳しい小ロットのOEMを展開し、化粧品製造の効率化を図っている。

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