小林製薬、2017年12月期は業績好調を維持

粧業日報 2018年2月27日号 2ページ

小林製薬、2017年12月期は業績好調を維持
 小林製薬の2017年12月期連結決算は、売上高が1567億6100万円、営業利益が229億2500万円、経常利益が241億9100万円、当期純利益が158億6300万円となった。

 2016年度より決算月を3月から12月に変更したため、純粋な比較ができず増減率は公表していないが、前年同期間(2016年1~12月)との比較では、売上高が8.3%増、営業利益が24.3%増、経常利益が18.8%増、当期純利益が5.6%増で実質的に大幅な増収増益となった。最終利益については、上場から20期連続で増益を達成している。

 2月6日の決算説明会で、小林章浩社長は「想定以上の増収要因が重なった」と2017年度を振り返り、OTC医薬品の開発を進める漢方事業や、アメリカ、中国を中心とした海外事業の好調に加え、国内インバウンド売上も推計20億円が上積みされたことなどの増収要因を上げた。

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