TPCマーケティングリサーチ、化粧品企業のR&D費について調査

粧業日報 2020年3月19日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 2018年の主要企業13社のR&D費は8.1%増の1007億円
  • 「安心・安全性」「機能性」「感性・官能性」の三位一体が必須テーマに
TPCマーケティングリサーチ、化粧品企業のR&D費について調査
 TPCマーケティングリサーチは、2019年11月~2020年2月にかけて、主要化粧品メーカーを対象にR&D戦略について調査を実施し、その結果を発表した。

 2018年度の主要企業13社のR&D費合計は、前年度比8.1%増の1007億4900万円(15年:772億円、16年:834億円、17年:932億円)となった。

 近年は、主要企業各社が研究拠点の拡充や外部機関との共同研究に投資し、細胞や遺伝子、AI、デジタルなど先端技術分野への注力を行っていることで拡大傾向が続いている。

 具体的にみると、主要企業のほとんどでR&D費が前年度を維持または上回っており、特に資生堂とファンケルは2ケタ増と、積極的な投資の姿勢がみられる。

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