2023年ヘアケア市場、中~高価格帯の新興ブランドが好調

C&T 2023年12月15日号 10ページ

カンタンに言うと

  • アイテムの多様化・高機能化が進む
2023年ヘアケア市場、中~高価格帯の新興ブランドが好調
 富士経済の調査によると、ヘアケア・ヘアメイク市場は、2022年が前年比3.4%増の6620億円、23年が2.7%増の6802億円と推計している。22年は、家庭用シャンプーやヘアトリートメントでは、新興ブランドの台頭により単価アップが進んだほか、コロナ禍を契機としたおうち美容の一環として、毛髪のケア意識の高まっていることからインバストリートメントやアウトバストリートメントといったスペシャルケアアイテムが好調となった。

 23年も、シャンプー・トリートメントで堅調な需要が予想され、伸び率は鈍化するものの継続した成長が期待される。

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