週刊粧業 2024年10月14日号 37ページ
カンタンに言うと
富士経済がこのほど発表した「化粧品マーケティング要覧 2024 総括編」によると、2024年の国内化粧品市場は、「脱マスク」の傾向拡大やインバウンド需要の回復などにより、全カテゴリーで伸長を見込む。
2023年の調査結果と今後の市場動向について、フード&ヘルスケア事業部 第二部の佐野恵理課長に話を伺った。
――昨年の消費動向について振り返っていただけますか。
佐野 5月に新型コロナウイルスが5類に移行したこともあり、2023年は3兆817億円(前年比5.1%増)と、全カテゴリーが伸長の動きをみせる結果となった。
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