ヒノキ新薬は8月6日、ハリとツヤを与える弱酸性のエモリエントローション「REターンローション」(120mL・7920円)と、メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ弱酸性の美白乳液「REターンミルクローション」(100mL・7920円)を発売した。
肌のハリに欠かせないコラーゲンやヒアルロン酸は、年齢を重ねると共に少なくなっていることが知られている。ヒノキ新薬では、1978年にコラーゲンに着目した「REローション」を、1980年にヒアルロン酸に着目した「REミルクローション」を発売し、これまで多くの人に愛用されてきた。
コラーゲンやヒアルロン酸の減少は、「しわ」や「たるみ」など、年齢と共に増える肌悩みだけでなく、若い世代で悩みの多い「毛穴目立ち」にも関与している。
今回、2品をよりパワーアップさせるべく開発に着手した同社では、加齢変化以外にも、紫外線や乾燥などの刺激で表皮細胞から放出されるIL-1α(インターロイキン-1アルファ)が、コラーゲンやヒアルロン酸が減少する要因となることに着目。さらに、コラーゲン産生に重要なビタミンCにも着目して研究を重ね、うるおいに満ち、キメが整ったツヤのある肌に導くことで、輝く肌を目指した。
「REターンローション」は、基礎研究で見出したハマメリスエキスやヒノキチオール(有効成分)、コラーゲン・トリペプチドFを配合。さらに、細胞間脂質類似成分のマカデミアナッツ油脂肪酸コレステリルなどの油分をパール状に分散させて配合し、ハリとツヤに満ちた肌に導くという。その他の成分では、アラントイン(同)とグリチルリチン酸アンモニウムを配合し、にきびや肌あれを防ぐ。
「REターンミルクローション」は、ビタミンC・2‐グルコシド(同)と基礎研究で見出した油溶性シナノエキス、カンゾウ葉エキスを配合。また、細胞間脂質類似成分のステアロイルフィトスフィンゴシンやフィトステロールなどの油分を配合した弱酸性の乳液で、肌のキメを整え、明るく輝くハリ肌へ導くという。その他の成分では、ヒノキチオール(同)とグリチルリチン酸アンモニウムを配合し、にきびや肌あれを防ぐ。
この記事は粧業日報 2024年8月20日号 6ページ 掲載
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