資生堂は2010年9月21日、化粧品原料の調達から製造、物流、販売、ユーザーの使用、廃棄に至るすべてのプロセスにおいて、「生物多様性の保全(地球の恵みの保全)への配慮」「持続可能な資源の活用」を目指し、パーム油やパーム油由来の脂肪酸とその加工原料を使用している企業として、限りある地球の恵みを将来にわたって使い続けていけるようにするため、RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil:持続可能なパーム油のための円卓会議、本部=スイス・チューリッヒ、正会員数=363の企業・団体)に正会員として加盟した。
既に加盟している日本の企業は、花王、ライオン、サラヤ、コープクリーン、エックス都市研究所、三井物産、伊藤忠商事の7社で、日本の企業としては8番目の加盟となる。現在のパーム油生産に関する環境・社会問題を深く理解・認識し、持続可能なパーム油の利用について検討していく。
RSPOは、「持続可能なパーム油のための原則と基準」を通じて、持続可能なパーム油産業の振興や運営を行うことを目的として、2004年にWWF(世界自然保護基金)とパーム油に深く関連する企業により設立された国際的非営利団体。会員には、生産・加工業者、消費材メーカー、環境NGOなど様々な企業、団体が加盟している。
資生堂は、1992年に環境に関する経営方針「資生堂エコポリシー」を制定し、環境に関する活動を経営の中核に据えた。
「資生堂エコポリシー」の1番目に掲げている「生態系への配慮」については、2010年にその考えを補完するものとして「資生堂の生物多様性に関する考え方」を制定し公表。「生物多様性の保全(地球の恵みの保全)」については、全ての事業活動の中で最も重視し、「人も地球も美しく共生する持続可能な社会」を目指して取り組んでいる。
この記事は粧業日報 掲載
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