ライオン、エイジングヘアケア「Fleuria（フルリア）」を通販限定で発売

粧業日報

2013年5月17日 11:39

粧業日報通販化粧品メーカーマーケティング戦略

カンタンに言うと

　ライオンは6月19日、女性の健康な毛髪をサポートするエイジングヘアケアシリーズ「Fleuria（フルリア）」を通販限定で発売する。

　「Fleuria」は、フランス語のFleurir（花が咲く）を語源とし、気品があり美しく咲き続ける蘭をイメージフラワーに、気品と活力のある大人の女性を表現したヘアケアシリーズ。発毛促進・脱毛予防の効果を持つ「Ｗ育毛成分（6-ベンジルアミノプリン）」を配合した「薬用育毛エッセンス」（医薬部外品、90mL・4440円）と、毛髪や頭皮の環境を健やかに保ち、髪をふんわり仕上げる「ファーストコンディショナー」（200mL・1560円）、「セカンドシャンプー」（200mL・1560円）の3品で展開する。全て税込価格。

　女性の髪に対する意識は高く、特に40代以降は「髪が細くなった」「ボリュームが出なくなった」など薄毛に関する悩みが増加する。また、女性をターゲットとした育毛剤の市場は活性化しており、中でも50代（40代6％､50代12％､60代17％）から育毛剤の使用率が高まっている。

　一方、育毛剤の使用経験のある女性の中には、洗髪時にコンディショナーを使うことに対し、「髪が重くなりペシャンとなりやすい」（49％）と感じて、洗髪時から髪をふんわり仕上げたいと考えていることがわかった。さらに、薄毛に悩む女性の行動観察調査を行ったところ、「ふんわり髪」のためにコンディショナーの使用を控える人もいた。（同社調べ）

　同社は、1980年代より育毛の研究を開始し、毛髪をつくる毛母細胞に指令を出しているシグナル物質に着目した研究により、「発毛促進シグナルの活性化」と「脱毛シグナルの抑制」の2つの働きがある育毛有効成分「6-ベンジルアミノプリン」を見出した。また2004年より女性の薄毛の原因を解明する研究に着手し、女性ホルモンとの関連について検討を進めてきた。

　今回、30年にわたる育毛研究の成果を結集し、発毛促進・脱毛予防の２つの効果があるＷ育毛成分「6-ベンジルアミノプリン」を配合した育毛剤を投入。さらに、髪と頭皮を健やかに保ち、ふんわり髪に仕上げるための洗髪を提案するインバス剤として、「はじめにコンディショナー、次にシャンプー」の順に使用することを推奨する2品も同時発売する。

　新シリーズについては、髪や頭皮のエイジングケアに悩む女性と直接コミュニケーションを図り、継続的に情報を発信していきたいという考えのもと、通販限定で展開していく。