資生堂、シンガポールの大型複合施設に屋内庭園をオープン

粧業日報 2019年5月28日号 6ページ

資生堂、シンガポールの大型複合施設に屋内庭園をオープン
 資生堂は、トラベルリテール事業を統括する資生堂トラベルリテール(所在地=シンガポール、資生堂TR)を通じて、シンガポールのチャンギ国際空港に隣接する大型複合施設「ジュエル・チャンギ・エアポート」(ジュエル)に、「SHISEIDO」の名を冠する屋内庭園「SHISEIDO FOREST VALLEY」をオープンする。

 さらに、「SHISEIDO FOREST VALLEY」での体験を魅力的に演出するため、世界で活躍するチームラボとのコラボレーションによりアートインスタレーション「S E N S E」を展開する。

 世界中からジュエル・チャンギ・エアポートを訪れる人々と「SHISEIDO FOREST VALLEY」での接点を通じて、「SHISEIDO」のグローバルレベルでのさらなるプレゼンス向上を目指す。

 同社は、2019年に新たな企業使命「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD (ビューティーイノベーションでよりよい世界を)」を定めた。

 これは、世界中の人々に美の提供を通じてよりよい世界の実現に貢献したいという強い決意を示したもので、その中で資生堂TRは、世界有数の乗降客数を誇るチャンギ国際空港を訪れる人々へ向けたイノベーションとして、「SHISEIDO FOREST VALLEY」と「S E N S E」をオープンする。

 これにより「SHISEIDO」の提案する世界観を体験してもらい、ブランドのグローバルなプレゼンスを一層高めることを狙う。

 「SHISEIDO FOREST VALLEY」は、ジュエルの4階分の吹き抜け空間に、約2万2000㎡というシンガポールで最大級の庭園を設置した。

 また、「SHISEIDO FOREST VALLEY」の緑に囲まれた散歩道を歩く人々に、自然、美、アートに対する日本的な美意識を体験してもらう目的で創造された双方向型のアートインスタレーションである「S E N S E」は、ウルトラテクノロジスト集団であるチームラボを中心としたクリエーターとのコラボレーションから生まれた。

 心を落ち着かせる香り、安らぎを運ぶサウンド、静けさを漂わせる眺め、親しみを感じさせる触れ心地など、視覚、嗅覚、聴覚、触覚に訴えるアートインスタレーションを通し、さまざまな体験を提供していく。
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