敏感肌コスメ市場、17年連続増で2019年は約735億円

週刊粧業 2020年2月10日号 1ページ

敏感肌コスメ市場、17年連続増で2019年は約735億円
 2019年の敏感肌コスメ市場は約735億円(フェイスケア=約480億円、ボディケア=約175億円、ヘアケア=約80億円、週刊粧業調べ)となり、市場の半数以上を占めるフェイスケアが引き続き好調に推移し、17年連続で拡大している。

 年中肌トラブルを抱え、市販の化粧品が使用できない深い肌悩みを持つ人のデイリーケアだけでなく、季節の変わり目や体調の変化などで一時的に肌が敏感になる人のケアとしての使用ニーズも高まっており、国内化粧品市場において今後のさらなる成長が期待できるカテゴリーとして有望視されている。

 今特集では、有力メーカー9社が送り出す最新の敏感肌コスメを紹介する。

機能や使用シーンなど多様な
ニーズの対応でさらなる拡大へ

 近年は、気密性の高い建物やエアコンなどの普及により、日常的な生活環境での乾燥が加速していることなどもあり、自らが敏感肌であると感じる人が増えている。

 実際に、国内敏感肌コスメ市場でシェア№1ブランドの「キュレル」を展開する花王の調査によると、身体の乾燥が気になる女性(10~50代640名)は、2007年に25%だったが、2017年には40%へと拡大している。

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