コーセー、第2回「Share the Bloom」キャンペーンを実施

粧業日報 2022年9月15日号 5ページ

カンタンに言うと

  • エチオピアのバラ農園で働く女性の生活改善を目指す
コーセー、第2回「Share the Bloom」キャンペーンを実施
 コーセーは、企業名「KOSÉ」を冠するハイプレステージブランド「インフィニティ」より、11月16日に限定発売する「ロイヤルフラワーコレクション Ⅺ コンパクトパウダー」にて、売上の一部を発展途上国の生活環境改善に役立てる「Share the Bloom」キャンペーンを実施する。

 「Share the Bloom」キャンペーンは、「美しさは力になる。咲かせよう、可能性の花。」をメッセージに掲げ、発展途上国の女性や子供の生活環境を改善する「One of Loveプロジェクト」に賛同し、昨年11月より活動を開始した。

 第1回となる昨年度は、エチオピアの4つのバラ農園で働く1300名の女性に、洗って繰り返し使用可能な、現地で生産された生理用品を寄付した。

 第2回となる今回も、引き続き「One of Loveプロジェクト」とともに、期間中に購入された「ロイヤルフラワーコレクション Ⅺ コンパクトパウダー」1点につき洗って繰り返し使える生理用品1枚を、エチオピアのバラ農園で働く女性に寄附し、経済的負担の軽減や生活環境改善を支援する。

 エチオピアの高原地帯は、バラの栽培に最適な環境であることから、コーヒーに続く輸出品目として期待され、女性がバラ農園で働くという雇用を生み出している。近年、高い経済成長が続いているものの、経済格差が広がりつつあり、慢性的な食料不足、衛生環境整備の遅れ、ジェンダー間での教育格差など、さまざまな課題を抱えている。

 農村部の女性においては、経済的理由から生理用品を購入することができないほか、生理期間には仕事や学業を休まざるを得ないなど、さらなる男女間の経済格差を引き起こしていることが社会問題となっている。
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