【週刊粧業2018年5月28日号5面にて掲載】
今年は美白の強力新製品が続々と登場していますね。今回はますますレッドオーシャン化する美白市場で勝ち抜くために、最新の消費者インサイトを女性誌の見出し記事を事例に挙げながら紐解いていきたいと思います。
美容業界的には2013年に起きた「白斑問題」によって美白は「シミを薄く」という訴求が減って「全顔の印象を明るく(くすみをクリアに、透明感 アップ、肌色のトーンアップなど)」というコンセプトのものが増加してきました。
5年を経た2018年、そろそろ「白斑問題」の禊がすんだのか、約90誌1600本の見出しのテキストマイニングを行ったところ「シミ」というワードは去年よりも増加していました。(女性潮流研究所調べ)
とはいえ、ユーザー視点だと、必ずしもシミだけをケアしたいというわけでもない模様です。一つひとつの見出しを見てみると、「肌悩み」「ライフスタイル」に合わせてリアルに選ぶというのが昨今の流れのようです。
廣瀬知砂子
女性潮流研究所 所長 / 商品企画コンサルタント
実践をモットーとする化粧品コンサルタント 現場発想で生み出した独自の商品企画法やトレンド分析法で、大企業から中小企業まで多くのヒット商品を手がけている。
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