資生堂は2011年2月21日、日やけ止めブランド「アネッサ」から、紫外線とシミ、肌ダメージから肌を守る日やけ止め用乳液「美白UVプロテクター」(医薬部外品、60mL、ノープリントプライス、SPF32・PA+++)を発売する。
同社が独自に開発した美白有効成分「m-トラネキサム酸」を、アネッサに初めて配合。メラニンの生成をおさえてシミ・ソバカスを予防するほか、ヒアルロン酸、コラーゲンの配合により、ハリのあるみずみずしい肌を保つという。
ジェル状製品に汗や皮脂に強い耐水性ポリマーを配合するための技術の開発により、紫外線によるシミや肌ダメージをケア。独自の技術による心地よい使用感で、毎日の肌を快適に美しく守る点をアピールしていく。
2010年シーズン(2010年2~9月)の日やけ止め市場は、猛暑の影響で前年比116%と伸長した。その中でもアネッサは、高い紫外線防御効果はそのままで使用性を向上させた2010年2月のサンスクリーンリニューアルが好評を得て、店頭売上げが前年比141%(インテージSRI、2010年2~9月、シェア20.1%)と大きく売上げを伸ばした。
価格が高いサンスクリーンには、日やけ止め効果はもちろんのこと、それ以外のプラスアルファが求められており、中でも、美白効果やシミ・ソバカスを防ぐ効果を求める率が高くなっていた。(09年8月同社Web調査/N=1444)
この記事は粧業日報 掲載
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