花王では、前年対比106~107%で伸長する肌ケアタイプと快適スリムタイプの生理用ナプキン市場を活性化させるため、2011年9月上旬に「ロリエ エフ」を改良発売した。
同社によると、1生理期間中にモレを1回以上経験したことがある女性は4~5割おり、求める機能では、「モレないこと」と「肌に優しいこと」が依然として上位にあるという。
そこで、「ロリエ」では、この両ニーズを満たすブランドとして育成を進めてきた。昨年改良した「スピードプラス」シリーズは、吸収を超えた「吸引力」を前面に、吸収力の良さをアピールしている。
一方の「エフ」では、肌ストレスの軽減を目指し、肌への優しさを訴求してきた。改良品はさらに肌への優しさを追求しており、多くの肌ケアタイプのナプキンがある中でも「初めて肌の快適性を打ち出したブランドとして、さらに上を行く商品を提案し、差別化を図る」(同社)という。
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この記事は週刊粧業 掲載
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