「リップメーク」に関するアンケート調査結果をみると、「口紅とグロスを併用」が最多得票を獲得し、構成比は27.9%にのぼった。グロスのみ、あるいは口紅のみを使用する割合もそれぞれ20%超となり、併用と合わせた3通りの使用パターンが拮抗する結果となっている。立体感やツヤを重視したい人は併用を、鮮やかな発色を求める人は口紅といった具合に、ケースバイケースで使い分けている傾向がうかがえる。
一方、口紅もグロスも「つけない」との回答も2割近くに達し、やや意外な印象も与えている。飾りすぎない自然でナチュラルな口元を演出することも、化粧の一部といえるだろう。リップライナーの使用率は7.3%にとどまることから、口元を強調しすぎないリップメークが重視されているようだ。
新色を購入するケースも、それほど多くないことがわかった。「新色を買うことが多い」との回答が5.3%にとどまる一方、「同じ色を買うことが多い」は16.3%に達し、2つの回答に大きな開きが生じている。ただ、2つの回答を合わせても20%を超える程度で、残りの8割近くが新色や既存色にとらわれず、自由な色選びを意識している可能性がある。
一定の根強い支持があったのは「無香料」で、回答率は2割を超えた。広告モデルの存在も、数値こそ高くないが購入を促す大事な要素といえるだろう。(記事全文・アンケート詳細はこちら)
【メークアップの使用状況・質問項目】
Q)メークアイテムの使用状況について?(リップメーク、アイブローメーク、ネールエナメル、マスカラ、ファンデーション)(全て複数回答)
【調査概要】
調査協力:株式会社マクロミル
サンプル抽出方法:株式会社マクロミルが保有するネットモニタからランダムに抽出
対象エリア:全国
調査対象者:20~39歳の女性
対象者割付:女性/20~24歳、女性/25~29歳、女性30~34歳、女性35~39歳(各103サンプル)
【PDFダウンロード】「化粧品アンケート調査(メークアップ)」はこちら
この記事は週刊粧業 掲載
■訪販化粧品~熱波吹き荒れた夏商戦を総括~今夏も記録更新の猛暑、売上げへ影響度合い様々 ■全粧協関東ブロック、CRCフォーラムセミナー開催 ■花王、ヘルスケア・コミッティーを子会社化~健康ソリューションサービスの開発・提供を推進 ■アライドハーツHDとキリン堂、経営統合に向け協議開始 ■プラネット、激甚災害に備えた障害訓練で安全性を担保 ■メロディアン、無菌・無添加のスキンケアで化粧品市場...
バラ売り
【週刊粧業】シンクタンクが分析する2025年国内化粧品市場
バラ売り
【週刊粧業】2024年百貨店の化粧品販売最前線
バラ売り
【週刊粧業】2024年入浴剤の最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年下期オーラルケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年パーソナライズドコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】アンズコーポレーション、コンセプトムービーに共感の輪ひろがる
バラ売り
【週刊粧業】ポーラ化成、究極のテーラーメイド化粧品の創出めざす
バラ売り
【週刊粧業】スキンガーデン本店、大型店を活かした売場づくりで新たなトレンドとの出合いを創出
紙面を探す
紙面を探す
レポートを探す
無料でダウンロード
カタログを探す
無料で見る
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、日用品、医薬品、美容業、装粧品、エステティック等を中心とした生産・流通産業界の総合専門情報紙。
季刊/年4回
化粧品、日用品、アクセサリーなどの業界別の市場動向をはじめ、戦略、流通、経営、マーケティングを扱う情報専門誌。
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、トイレタリー、石鹸、歯磨、日用品に関する情報の速報版。業界のエグゼクティブ必読の情報紙。
週刊/毎週月曜日発行
昭和33年に創刊された、わが国初の訪問販売化粧品業界の専門情報紙。