資生堂は、創業140周年を迎える2012年4月2日(月)、13時から資生堂汐留オフィス(東京・港区)にて入社式を執り行い、総合職全国コース合計98名が入社した。社長訓示(要旨)は以下の通り。
皆さんに期待したいこと
新たに資生堂の社員となる皆さんに、期待したいことは以下の3点です。
1.お客さまを想い、お客さまの期待を超えること
お客さまの美しさを願い、お客さまが抱かれている「期待を超える感動」をお届けすることが資生堂の企業活動の原点です。これからの長い資生堂生活の中で、様々な分野の仕事を担われると思いますが、どのような仕事を担っても、自分の最善を尽くし、それぞれの職場で常にお客さまの満足と感動を追求し続けてください。そして、この仕事がお客さまの喜びに繋がっているかどうか常に考えてください。
2.夢を持ち、夢に挑み続けること
社会人になってからも自分の夢を持ち続けることが大切です。組織の中で経験を積んでいくと、壁にぶつかってくじけそうになることもありますが、それでも夢を持ち、その夢に挑み続けることで人は成長します。将来何をしたいか考えるのではなく、将来どういう姿でいたいかを踏まえ、今何をするべきか考えられる人であって欲しいと私は願っています。
3.人を大切に、人に優しくすること
企業にとって、もっとも大切な経営資源は「人」です。「人」には、「心」があり、「夢」を持ち、「無限の可能性」を秘めています。どんな仕事も決して一人では完結しません。感謝の気持ちを常に持ち、人に優しくできる気持ちや行動で資生堂や社会全体を満たしていただくことを、心から願っています。
「日本をオリジンとし、アジアを代表するグローバルプレイヤー」へ
資生堂は、目指す姿として、「日本をオリジンとし、アジアを代表するグローバルプレイヤー」になることを掲げており、10年前には約1割程度であった海外売上高比率も、今や4割を超えています。
このようにグローバル化が加速する中、昨年2011年4月には、グループ共通の使命および価値観をグループ社員間で共有し、日々の業務を推進するうえでの指針になる、資生堂グループ企業理念「Our Mission, Values and Way」を定めました。
その中でもうたっていますが、「異なる価値観」を認め、尊重し合う「ダイバーシティー(多様性)」の視点を強みに変え、140年目から先の未来を一緒に作っていきましょう。
本日は、私から皆さんに社員章と共に鏡をお渡しいたします。鏡に映る真実を直視し、社会と共に生きる資生堂人として、常に襟を正しましょう。活躍を祈念しております。共に、頑張りましょう。
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この記事は週刊粧業 掲載
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