総合マーケティングビジネスの富士経済は、2012年5月から3回に分けて、トイレタリー用品の国内市場について調査を行っている。その第1回目の調査結果を報告書「トイレタリーグッヅマーケティング要覧 2012 №1」にまとめた。
この報告書では、合成洗剤など衣料分野16品目、制汗剤などスキンケア分野8品目、室内用芳香・消臭剤などハウスホールド分野7品目の3分野31品目の国内市場動向を調査分析した。
【室内用芳香・消臭剤】
2011年 前年比 2012年見込 前年比
328億円 105.1% 329億円 100.3%
室内用芳香・消臭剤は、2010年以降、アロマ(芳香)を楽しむコンセプトを訴求した商品が需要を獲得しており、市場も拡大している。
2012年もエステー「マイアロマコフレ」、小林製薬「消臭元アロマポット」など新商品の投入が続いている。
また、エステー「消臭力 ぷくポン」など香りだけでなく使用する楽しみを訴求し、さらなる利用シーンの開拓を図る商品も展開されている。
今後も香りを訴求する商品の展開とともに、新たな利用シーンや未開拓ユーザーの掘り起こしが進むと見られるが、香り訴求によって嗜好性の要素が強まっており、飽きがこないリピート需要の獲得も課題となっている。
【週刊粧業】「2012年芳香消臭剤の最新動向」はこちら
【日刊コスメ通信】「日用品業界動向」検索結果はこちら
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この記事は粧業日報 掲載
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