資生堂は、日本の低価格帯市場とアジアのマステージ※1市場で共通展開する単品高機能型スキンケアブランド「専科」の美白シリーズに薬用美白乳液「美容液からつくった乳液」を追加配置し、2012年9月中旬よりエフティ資生堂を通じて発売する。
2010年9月に誕生したスキンケアブランド「専科」は、現在、「保湿」「美白」「日やけ止め」「洗顔」の4シリーズを展開している。商品機能の明快さと単品高機能のユニークさ、そしてリーズナブルな価格が支持されている。
既に展開している台湾と香港でも順調に推移しており、特に台湾では2012年1月~6月の前年同期売上比(金額)で8割増と大変好調な実績を示している。
※1 マステージ:通常のマス商品よりも高級感はあるが、プレステージ商品に比べると値ごろ感がある商品領域「マス」と「プレステージ」をもとにした造語。
<美容液からつくった乳液>
うるおいを守り、しっとりなめらかな明るい肌に導く
【薬用】美白乳液(メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ)
【新製品一覧】(全2品目2品種、価格は全てオープン価格)
商品名/分類/容量
専科 美容液からつくった乳液(医薬部外品)
<乳液>本体150mL/つめかえ用 130mL
市場状況と発売背景
国内の2011年の1000円以下のセルフスキンケア市場規模は、2006年対比で107%※2と拡大傾向にある。このほどユーザーからの要望が多かった乳液を美白シリーズにも配置することで顧客接点を拡大し、「専科ブランド」を強化していく。
※2 出典:インテージSRI セルフスキンケア市場規模(金額)
データ期間:2006年1月~2006年12月/2011年1月~2011年12月
商品概要
専科はブランドのキャッチコピーに「あなたとつくるスキンケア」を掲げ、常に顧客の声を商品開発や商品改良に反映している。ユーザーからの要望に応えて昨年9月に保湿シリーズに配置した「保湿クリームからつくった乳液」は、計画を上回る売上げで推移している。
「美容液からつくった乳液」は、美白有効成分やうるおい成分を独自のマイクロモイスチャー製法で極細化し、べたつきのないみずみずしい使用感を実現した。美白有効成分「安定型ビタミンC誘導体」の他に、Wヒアルロン酸※3、ローヤルゼリーGL※4、リピジュアRGLなどを配合し、美容液のようなみずみずしさでうるおいを守りながら、しっとりなめらかな肌を保ち、明るい肌に導く。また、化粧水と同様にレフィルにも対応している。
※3(保湿)アセチルヒアルロン酸Na、ヒアルロン酸Na
※4(保湿)ローヤルゼリーエキス、グリセリン
プロモーション・販売展開
小池栄子さんを継続起用してテレビCMやWebでの広告展開を行います。販売チャネルは、ドラッグストア、量販店、ホームセンター等、全国約2万7,000店を予定している。
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この記事は粧業日報 掲載
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