2011年の生理用品市場は、前年比99%の900億円弱で推移した。価格競争が激しい汎用品は、前年比95%とマイナス成長が続いている。
その一方で、枚単価が高い肌ケアタイプやスリムタイプ、夜用タイプへと使用をシフトさせるために各社が付加価値品へと販促に比重を置く施策が奏功し、これらのカテゴリーは前年比105%前後と拡大傾向にある。
ただ、価格面を重視する消費者も少なくないため、使用シーンごとの使い分けを提案し、付加価値品の使用率を上げ、市場活性化を図っているのが現状だ。単価維持、伸長が目下の課題だが、成長のカギを握る軽失禁ライナーの動向も注視したい。
ここ数年前年比2ケタ成長を続け、使用率も2%ずつ増えている軽失禁ライナーは、現在100億円規模のボリュームがあり、今後も使用率の向上とともに市場が拡大すると予測されている。
各社の啓発活動が実績に表れており、縮小市場の「救世主」として提案を強化している。
【2012年生理用品の最新動向、記事掲載企業】
◎ユニ・チャーム~成長続く軽度失禁と新3大潮流強化で市場活性化へ
◎花王~シーン別に機会使用を促し付加価値品使用者アップ狙う
その他掲載企業/小林製薬、大王製紙、P&G、地の塩社
【PDFダウンロード】「2012年生理用品の最新動向」はこちら
この記事は週刊粧業 掲載
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