花王、「ヘルシアコーヒー」で初年度70億円の販売目指す

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花王、「ヘルシアコーヒー」で初年度70億円の販売目指す

 花王は4月4日、「ヘルシア」シリーズより特定保健用食品(トクホ)飲料として「ヘルシアコーヒー」(無糖ブラック・微糖ミルク、各185g、メーカー希望小売価格149円)を投入し、お茶と並ぶ世界二大飲料市場を開拓していく。

 ポリフェノール「コーヒークロロゲン酸」の脂肪低減作用に着目したトクホ飲料「ヘルシアコーヒー」は、2003年の「ヘルシア緑茶」の発売とともに研究に着手。独自技術「ナノトラップ製法」を確立し、缶1本あたりに含まれる同成分の量を約270mgと、一般的なコーヒー飲料の約2倍に引き上げ、焙煎で発生するクロロゲン酸の機能を弱め雑味の原因ともなる酸化成分を約50分の1にまで低減させた。健康機能と美味しさを両立させ、コーヒーで体脂肪をケアする新しい健康スタイルを提案していく。

 現在、「ヘルシア」シリーズは年間約300億円の売上規模で推移しているが、「ヘルシアコーヒー」の初年度販売目標(2013年4~12月末)は、150万ケース(1ケース30本入)、金額ベースで約70億円を見込む。

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