消費者にさらなる豊かさをもたらす
イノベーションや消費者価値を提供
P&Gジャパンでは消費者理解に基づく商品づくりで新たな需要喚起をもたらし、市場拡大に貢献してきた。
布用消臭スプレーなど新たなセグメントを確立し、香り訴求の柔軟剤で市場を活性化させるなど、日用品市場に新たな価値を提供してきた同社は日用品市場の未来をどのように見据えているのだろうか。
消費者市場戦略本部米田恵美子執行役員に、同社のビジョンを語ってもらった。
今期は前年以上のペースで推移
主要カテゴリーが全体を牽引
――現在のP&Gジャパンの状況をお聞かせ下さい。
米田 当社の業績は良好です。6月末に終了した昨事業年度は、過去最高だったその前年と同じレベルの売上げを達成できました。
今事業年度に入ってからも、これまで、その前年を上回るペースで好調に推移し、ファブリックケアやホームケア、ベビーなど、主要カテゴリーでの堅調なビジネスが全体をけん引しています。
――好調な要因はどこにありますか。
米田 新製品の導入と既存製品の継続的なテコ入れの両方がうまくいっていることが大きな要因です。
「アリエール」や「ファブリーズ」「レノア」「パンテーン」など、春・秋の新製品そのものも好調ですが、柔軟剤と衣類の香り付け商品「アロマジュエル」の組み合わせによる香りのバリエーションを楽しむという新たな仕様習慣・需要喚起に結びつく提案や、クロスブランドの販促などが功を奏しています。
当社の強みは深い消費者理解と、それに基づいた製品・マーケティングにおける価値・イノベーションの推進が継続的にできていることです。
厳しい競合環境の中、技術革新による高機能化だけでなく、実際の使用・購買状況、パッケージなど、あらゆる製品体験の環境において、何が消費者の琴線にふれるのか、深く丁寧に消費者心理を掘り下げ・理解することで、今までにないさらに高い価値、消費者満足を追求し、これが新たな需要喚起・市場拡大をもたらし、ヒットにつながっていると自負しています。
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この記事は週刊粧業 掲載
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