パル・ライフサポートの奥田彰夫社長は、外資系製薬メーカーに長年勤務し、「エビデンスのないものは信じない」をモットーとしている。「人々の健康に貢献したい」との思いから、昨年7月に変形性膝関節症患者向けの膝装具を中心に医療機器の販売業を展開するパル・ライフサポートを設立した。
今年9月からは、企業のさらなる成長に向けて世界15カ国以上でグローバルに展開するイスラエルのスキンケアメーカー「タリア社」と日本総代理店契約を締結し、化粧品の新事業を開始している。
化粧品ビジネスをスタートするきっかけとなったのは、木村範秀副社長がイスラエルで購入した化粧品を使ったところ、肌荒れとかさつきが改善され、死海のミネラルを含んだイスラエル化粧品が持つ商品力の高さに惚れ込んだからだった。
早速、その製品の製造元であるイスラエルのメーカーにサンプルを手配したが、送られてきたサンプルは液モレがして、さらには製品が潰れていたため、このメーカーとは長い付き合いはできないと判断した。
それでも、イスラエル化粧品に大きな魅力と可能性を感じていた奥田氏は、駐日イスラエル大使館に「しっかりとした化粧品メーカーと取引がしたい」と希望を伝えた。そこで、同大使館側から紹介を受けたのが「タリア社」だった。
実際に製品のエビデンスデータに関して、タリア社に資料の提出を求めると素早く対応し、今までのイスラエル企業とは対応が全く違うことに「ここならば信頼できる」と感じた。タリア社本国のエラン・ウインドマンCEOが植物科学者であることに加え、「肌を美しくするために、有害な化学物質を使わない」というタリアのポリシーにも大きな感銘を受けた。
タリアは最新のペプタイド(ペプチド)テクノロジーで死海の活性ミネラルと植物から抽出した天然由来成分を配合したスキンケア化粧品で、奥田氏は来年1月の日本発売に向け、現在、取扱店の開拓を進めている。
この記事は週刊粧業 掲載
■訪販化粧品~熱波吹き荒れた夏商戦を総括~今夏も記録更新の猛暑、売上げへ影響度合い様々 ■全粧協関東ブロック、CRCフォーラムセミナー開催 ■花王、ヘルスケア・コミッティーを子会社化~健康ソリューションサービスの開発・提供を推進 ■アライドハーツHDとキリン堂、経営統合に向け協議開始 ■プラネット、激甚災害に備えた障害訓練で安全性を担保 ■メロディアン、無菌・無添加のスキンケアで化粧品市場...
バラ売り
【週刊粧業】2024年下期オーラルケアの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】シンクタンクが分析する2025年国内化粧品市場
バラ売り
【週刊粧業】2024年百貨店の化粧品販売最前線
バラ売り
【週刊粧業】2024年パーソナライズドコスメの最新動向
バラ売り
【週刊粧業】2024年化粧品製造機器の最新動向
バラ売り
【週刊粧業】ポーラ化成、第34回IFSCC世界大会ポスター部門で最優秀賞
バラ売り
【週刊粧業】証券アナリスト協会、2024年度ディスクロージャー優良企業を選定
バラ売り
【週刊粧業】花王、ヘアケア事業変革の新ブランド第2弾「THE ANSWER(ジアンサー)」発売
紙面を探す
紙面を探す
レポートを探す
無料でダウンロード
カタログを探す
無料で見る
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、日用品、医薬品、美容業、装粧品、エステティック等を中心とした生産・流通産業界の総合専門情報紙。
季刊/年4回
化粧品、日用品、アクセサリーなどの業界別の市場動向をはじめ、戦略、流通、経営、マーケティングを扱う情報専門誌。
週刊/毎週月曜日発行
化粧品、トイレタリー、石鹸、歯磨、日用品に関する情報の速報版。業界のエグゼクティブ必読の情報紙。
週刊/毎週月曜日発行
昭和33年に創刊された、わが国初の訪問販売化粧品業界の専門情報紙。