ユニ・チャーム、おむつの形状が乳幼児に与える影響を評価

粧業日報 2015年9月17日号 4ページ

カンタンに言うと

ユニ・チャーム、おむつの形状が乳幼児に与える影響を評価
 ユニ・チャームは、名古屋大学大学院環境学研究科の大平英樹教授と共同で、乳幼児の「はいはい期」でのおむつ交換時における母子の相互作用について、乳幼児の心拍変動性と母子の行動コーディングで評価し、この研究結果を9月1~3日に開催された第17回日本感性工学会大会で発表した。

 乳幼児期のはいはい運動は、脳の、特に前頭葉の発達に非常に重要とされているが、この時期1日に平均7回も行う紙おむつ交換の環境が乳幼児に与える影響についてはまだ解明されていないことが多い。

 ただ、そうした研究はほとんどなされていないという。その1つに「「テープ型」や「パンツ型」といった紙おむつの形状があり、「はいはい期」における乳幼児と母親の相互作用へ与える可能性があるという。

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