入浴剤メーカーのバスクリンは10月10日、フィギュアスケートの羽生結弦選手(ANA所属)を起用した薬用入浴剤「きき湯」の新CMの放映を開始した。
CMは、「腰のお湯」篇、「冷えのお湯」篇、「肌のお湯」篇の3タイプで、いずれも軽やかなスケーティングを披露する羽生選手が登場する。
今回、制作時期が、羽生選手のシーズン前の大事な調整時期と重なったため、既存映像をリメイクしたものだが、同社は「世界トップのスケーティングを使用することで、インパクトのある効果感が十分伝わるCMが完成した」「『その日の症状をその日に和らげ、朝には体が軽くなる』というきき湯の機能性も印象深く表現できた」など出来映えへの手応えを語っている。
CMでは、「腰痛」「冷え症」「肌あれ・しっしん」のそれぞれの悩みに合ったきき湯をシリーズ8種から選んで使ってもらうことを訴求。後半には羽生選手のスケーティング映像が流れ、最後は羽生選手のキメのポーズとともに、温泉タイプ入浴剤売上№1ブランドであることをアピールしている。
今年2月に羽生選手と広告出演契約して以降、同社には多くの生活者から問い合わせがあったようで、入浴剤の最需要期を迎える冬に向けてCMを放映し、市場を盛り上げていく。
この記事は粧業日報 2015年10月21日号 5ページ 掲載
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