サンスター・濱田和生会長、マウス&ボディ領域の事業発展へ

週刊粧業 2016年1月1日号 69ページ

カンタンに言うと

サンスター・濱田和生会長、マウス&ボディ領域の事業発展へ
 近年、サンスターグループは、将来に向けてのグローバル一体でのマネジメント体制の構築に取り組んでいます。現在は、スイスからグループ全体の経営を統括し、アジアの消費財についてはシンガポールを中心とした構造改革を進めています。

 特にアジアにおいては、「One Sunstar」を旗印に、アジア各地で行っている新製品の開発、製品プロモーション、糖尿病と歯周病に関する啓発セミナー、学会等へのサポートを通して、国や事業分野の壁を越えたグローバルな連携に取り組んでいます。

 本年も、グループの事業拡大を牽引すべく、日本の市場においては、お口とカラダの健康に役立つ話題性のある新製品の開発や、広告をはじめとする積極的な販売促進活動を実施していきます。

 当社は、健康事業に携わる社員は、まず健康であるべきとの「健康経営」の考え方に根ざして1985年に開設した福利厚生施設「心身健康道場」から生まれた「健康道場」の製品作りに取り組んでいます。昨年は「食事と栄養」の領域における製品の一つとして、糖を気にする方に向けた製品を発売しました。

 このような新たな事業展開は、提唱している「お口の健康と全身の健康とのかかわり=マウス&ボディ」領域の一例となりました。

 一方、定期的な歯科検診や日頃のオーラルケアが明るく元気で健やかな生活には欠かせないことに変わりはありません。お客様のオーラルケアと全身の健康意識が向上し、予防を心がけることが、マウス&ボディの基本です。

 この基本を実現し、日頃のオーラルケアをサポートする製品の発売にも注力しています。

 また、歯みがきを「やらなくちゃ」から「やりたい」へと変える「未来の歯みがき」の提案を始めています。歯みがきの時間を楽しみにかえる新発想のデジタルデバイス「G・U・M PLAY(ガムプレイ)」のプロトタイプを開発し、昨年10月に、その機能を説明する動画サイトを公開しました。

 本年には、最終製品化と発売を予定しています。今後も楽しみながらきちんと歯みがきをすることで、歯と口が健康になり、からだ全体が元気になる、新しい発想の歯みがき体験を提案していきます。
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