アプローズ、「次世代UV原料」に水溶性の紫外線散乱剤が名乗り

C&T 2015年12月15日号 56ページ

カンタンに言うと

アプローズ、「次世代UV原料」に水溶性の紫外線散乱剤が名乗り
 希土類元素(レアアース)の一種であるセリウムを素材とした化粧品原料の研究を行っているアプローズは、ノンケミカル処方のUV化粧品を実現する水溶化ナノセリア「AQUACERIA(アクアセリア)」シリーズ(全5品目)を開発し、2014年の会社設立から新規紫外線遮断剤として本格的に販売を開始した。

 化粧水やファンデーション(クリーム・パウダー)など幅広い化粧品に応用できる特長に、大手通販メーカーをはじめ、自然派・エイジングケア化粧品を展開するブランドメーカーが興味を示し、すでに新製品開発に動き出しているという。

 そうした市場ニーズから、紫外線を最も多く受けやすい頭部や髪の毛にも潜在的なニーズを見出し、新規ヘアケア素材としての紹介を並行して進めはじめた。

 紫外線対策として一般的に使われている日やけ止め化粧品には、紫外線を遮断するための原料として、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤が使用されている。

 紫外線吸収剤は、主にUVAに対応するが、対応原料の多くがケミカル原料であり、肌に害を及ぼす恐れがあるとも言われている。

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