総合卸のエトワール海渡は、ホームデコ館1階の展示会場にてクリスマスシーズンを演出する商材を提案する展示会「クリスマストレンドマーケット」を11月24日まで開催している。
クリスマスは年間最大のギフトイベントであり、最近の傾向では、SNS映えするようなデザイン性の高いものが求められている。
展示会では、同社が6月に開いたクリスマス商材の予約会での反響をもとに、今年らしいクリスマス好適品をセレクトし、テイストごとに店頭装飾品とギフト商材を6テーマにまとめて、定番アイテムと合わせた7つのコーナーを展開している。
会場には、小売店がそのまま自店に取り入れやすいよう、各コーナーに小売店頭をイメージしたディスプレイスペースを設けた。
展開する6テーマは、甘いパステルピンクとベージュを基調とした「スイートドリーム」、ブルーを基調として冬の夜空に輝く星をイメージした「スターライト」、天然素材でナチュラルな空間を演出する「スノーフォレスト」、ホワイトとゴールドを基調としてインテリアにも馴染みやすい「ジュエルホワイト」、伝統のクリスマスカラーを今年流行のタータンチェックでアレンジした「ノエルクラシック」、レッドとグリーンにグリッターの華やかさをプラスした「クリスマスウィッシーズ」で、それぞれ全く雰囲気の異なるテーマの中から、お店のテイストに馴染むアイテムを選ぶことができる。
特に注目のテーマは「スイートドリーム」で、パステルピンクにフェザー、ビジュー、ラメなどを散りばめた、フェミニンな空間を演出できるアイテムが揃っている。
これまでクリスマスと言えばレッドとグリーンを基調としたアイテムが定番だったが、こうした、いかにもクリスマスらしいアイテムは、クリスマスが終わるとともに片付けられてしまう。しかし、「スイートドリーム」で展示されているピンクとベージュを基調としたテディベアやリースなどのアイテムは、クリスマスが過ぎてから飾っていても違和感がなく、バレンタインやホワイトデーといったイベントでも活用することができる。最近は、クリスマスにしか使えないものではなく、こうした汎用性の高いアイテムが好まれているという。
また、定番アイテムにクリスマスという付加価値をプラスした提案を行うコーナーも設けている。「クリスマス×あったか」コーナーでは、普段他の売場で扱っているブランケットなどの冬用アイテムの中からクリスマスらしいアイテムを集め、「クリスマス×食の演出」では、クリスマスパーティーを盛り上げる食器やコースター、紙ナフキンなどを集めている。定番のアイテムも、普段とは違う切り口で並べることで、新たな魅力が引き出される。
展示会の後半となる11月からはギフト商材を拡充する。
クリスマスギフトの定番であるオルゴールや、気心の知れた人に贈るバスグッズ・アロマといったプチギフトなど、クリスマスシーズンに好適な多種多様な商品をタイムリーに提案していく。