ライオン中間決算、実質売上高は0.7%増

粧業日報 2019年8月26日号 1ページ

カンタンに言うと

  • オーラルケア・ビューティケア・リビングケアが好調
  • 昨年構造改革を進めた中国で2ケタ成長を確保
  • 下期にプラス要因多く、通期は3%の増収見込む
ライオン中間決算、実質売上高は0.7%増
 ライオンの2019年12月期第2四半期決算(IFRS、1~6月)は、売上高が前年同期比0.7%減(為替変動の影響を除く実質0.5%減)の1673億3400万円、従来の営業利益にあたる事業利益が0.7%減の124億5000万円、営業利益が27.9%減の128億8900万円、税引前利益が26.4%減の136億3800万円、四半期利益が42.0%減の98億2400万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が37.6%減の86億8900万円となった。

 国内事業では、ハミガキ、洗濯用洗剤、柔軟剤、台所用洗剤、解熱鎮痛剤において新製品を導入し、共感マーケティング施策により育成を図った。

 海外事業では、洗濯用洗剤等のホームケア分野、オーラルケア・ビューティケア等のパーソナルケア分野において、事業規模の拡大を図った。

 8月7日に行われた決算説明会で榊原健郎取締役上席執行役員は、「前期にマレーシアの洗剤原料製造子会社『ライオンエコケミカルズ』を連結対象から外し、殺虫剤事業を譲渡した。その影響を除く実質では0.7%の増収となっている。営業利益については、前期に50億円強の固定資産売却益を計上していた影響で49億8000万円のマイナスとなっている。営業利益、親会社の所有者に帰属する四半期利益は年初の公表数値を上回る着地となっている」と上期の業績を総括した。

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