ライオン、2020年春のプレゼンテーションを開催

粧業日報 2020年1月28日号 2ページ

ライオン、2020年春のプレゼンテーションを開催
 ライオンは、1月~2月にかけて流通関係者を対象とする「2020年春のプレゼンテーション」を全国7地区で開催する。

 1月15日から2日間にわたって開催された東京地区のプレゼンテーションには、小売・卸合わせて約1000名が来場した。

 特設会場には、主力ブランドや新ブランドから投入されるオリジナリティ溢れる今春の新製品がカテゴリー毎(オーラルケア、ビューティケア、ファブリックケア、リビングケア、OTC医薬品)に集結。それぞれのブースでは、開発担当者が熱心に新製品の特長や盛り込んだ技術を実験デモを通じてアピールしたほか、企画担当者が今後のマーケティング施策について説明した。

オーラルケア市場の活性化に
向けて「昼歯みがき」を提案

 オーラルケア展示ブースでは、4月1日発売のオフィスでの昼歯みがきに便利なコップ付きオーラルケアセット「MIGACOT(ミガコット)」(オープン価格)のハミガキ・ハブラシセット(クリニカアドバンテージハミガキクールミント30g(医薬部外品)+クリニカアドバンテージハブラシ4列超コンパクトふつう+ケース)とケース(3種)を紹介した。

 生活者の多くが職場で日中を過ごす中、オフィスなどで「昼食後に歯を磨いている」人は40%である一方、「昼も歯みがきをしたいが、できていない」人は22%もおり、その理由として、携帯用歯みがきセットの使用性についての不満(コップがついていない等)が挙げられている。

 そこで今回は、オフィスでの歯みがきを考慮しコップ付きセットを導入することで、昼歯みがきの世の中事化を目指す。

 これにより、2割強の昼歯みがきをしていない層にオフィスでの昼歯みがきを促し、使用回数増による市場拡大を目指す。

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