サステナブルやウィズコロナなど
時流に合わせたセミナーを充実
――併載セミナーの見どころはいかがですか。
細野 サステナブルや市場動向、マーケティング等を幅広く網羅した全80講演を予定しています。
中でも注目を集めているのが化粧品開発展の基調セミナーで、『価値あるブランドを生み出す心得とは？～こだわりの商品開発～』をテーマに、ポーラ化成工業の研究・企画担当 末延則子氏に「日本初のシワ改善部外品の開発」について、アルビオンの研究本部長 染谷高士氏には「こだわりの商品開発」について講演していただきます。
また、資生堂をはじめとするサステナビリティにフォーカスを当てた講演や、コロナ禍に伴う日中の化粧品市場動向に関する講演など、時流のニーズに合わせたセミナーも開催予定です。
このほか、大学所属の研究者に最新の研究成果を発表していただく「アカデミックフォーラム」には、関西圏を中心に48大学の研究成果が集い、新たな化粧品開発に役立てていただける充実した内容となっています。
――会場におけるコロナ対策はいかがですか。
細野 消毒液の設置や医師・看護師の医務室常駐、喚起の徹底に加え、出展社向けに作成した「開催ガイドライン」に基づき、感染拡大防止への万全な対策に努めていきます。
ガイドラインでは、スタッフへの毎朝の検温や体調管理、パネルやフェースシールドを活用した飛沫・接触の防止等の具体的内容を定め、周知徹底を図っています。
――会場へのアクセスも充実されています。
細野 会場となるインテックス大阪へは、ターミナル駅の大阪駅や新大阪駅から直通の公共交通機関が通っていません。
そこで、会期中に大阪（梅田）駅からは直通バス（所要時間＝約25分）を、最寄りのコスモススクエア駅からは循環バス（所要時間＝3分）を最大15分間隔で運行します。運賃は有料ですが、乗り換えの手間が省けるため、ご活用いただきたいです。
――来場者に向けてメッセージをお願いします。
細野 「化粧品開発展」「化粧品展」に併設展を合わせ初回から570社を数える大規模な展示会を開催でき、心より感謝申し上げます。
昨今の化粧品業界では、企業・ブランドの社会的責任や環境負荷低減に対する姿勢が求められる中、本展示会では「サステナブル」に関する様々な商材を比較・検討できる場となっており、ここでしか触れられない独自の商材等も多数集めています。
これまで来場が難しかった関西圏の方も含め、ぜひ多くの方に足を運んでいただきたいです。
