コーセー、コスメデコルテ AQより初のヘアケアシリーズを投入

　コーセーは5月16日、ハイプレステージブランド「コスメデコルテ」のAQより、初のヘアケア商品として、スキンケア分野で培った皮膚科学研究の知見とリラクセーションの考え方を応用したヘアケアシリーズ（6品目14品種、3500～7000円）を、全国の百貨店と化粧品専門店で発売する。

　近年、不規則な生活や睡眠不足、ストレス等による影響に加え、カラーリングやパーマなどによる髪への負担やダメージの蓄積が重なり、髪のボリューム感がなくなるといった声が幅広い年齢層で増加傾向にあり、頭皮環境を健やかに保ちたい、トラブルが起きないようケアをしておきたいといった意識の高まりを背景に、ヘアケア市場の中でも特にスカルプケア市場が拡大し、注目を集めている。

　今回発売する「AQ」のヘアケアシリーズは、「Signature Style」をコンセプトに掲げ、スキンケア分野で培った皮膚科学研究の知見とリラクセーションの考え方を応用し、いつまでも誇れる美しく豊かな髪を目指す。

　最先端の皮膚科学研究に基づき、肌と心の究極のリラクセーションを叶えるために開発されたAQスキンケアと共通の白樺水やホワイトムクナエキスなど厳選した美容成分を配合。しなやかな髪に仕上げる「効果」、心と脳を解きほぐす「香り」、泡の濃密さ・指通りのなめらかさなどの究極の心地よい「使用感」を追求し、当社の最高級ブランドに相応しい高い品質と付加価値を盛り込んだ。

　頭皮フレッシュケア成分として、トコトリエノールと自社初となる丸葉ハッカエキスを配合。濃密な泡で過剰な皮脂を心地よく洗い上げ、うるおいを与えながら、頭皮や毛髪環境を健やかに整える。

　また毛髪補修成分が髪の芯まで浸透し、パサつきや乾燥などダメージが進行した髪も、毛先までしっかり補修する。

　香りは、夏の夜に一夜しか咲かないといわれる月下美人をアクセントにした爽やかで奥行きのあるフローラルウッディを採用しており、バスタイムと、その後のリラックスタイムも心やすらぐ香りによるリラクセーションを叶える。

　パッケージデザインは、コスメデコルテのアートディレクターであるマルセル・ワンダース氏が手がけた。「AQ」の世界観を踏襲した彫刻的でエレガントなデザインの採用により、容器側面の曲線はしなやかかつ柔らかに揺れ動く、女性の美しい髪を表現している。

　インバスアイテムは、必要なうるおいを保ちながら、汚れや酸化皮脂を取り除く「スカルプクレンジングシャンプー」（250mL（ボトルタイプ）各3500円、600mL（ポンプタイプ）各6000円、500mL（詰めかえ）各4500円）と、髪内部の隅々までうるおいで満たし、毛先まで素直にまとまる髪に導く毛髪補修カプセル搭載の「ヘアトリートメント」（250g（チューブタイプ）各4000円、600g（ポンプタイプ）各6500円、600g（付けかえ）各5500円）をラインナップ。髪悩みや理想の仕上がりに合わせて選べる「スムース」と「ボリューム」との2タイプを取り揃えた。

　同時に、アウトバスアイテムのスカルプ&ヘア美容液「アブソリュートスカルプ & ヘアショット」（170mL・7000円）と、ヘアオイル「リプレニッシュヘアエッセンス」（100mL・5000円）も発売する。

　インバスアイテムと合わせて使用することで、頭皮にうるおいを与え、毛先までしなやかな髪に導き、根もとから生き生きとした印象の仕上がりが叶う。

　コスメデコルテのラグジュアリー価値を牽引する象徴ラインである「AQ」から、新たにヘアケアシリーズを発売することで、常に価値の本質を希求する顧客に向けて商品展開の幅を広げ、トータルビューティケアラインへと育成していく。