太陽化学、機能や使用感向上のクレンジング処方に適したポリグリセリン誘導体を紹介

週刊粧業 2021年5月17日号 18ページ

太陽化学、機能や使用感向上のクレンジング処方に適したポリグリセリン誘導体を紹介
 界面制御技術を強みに化粧品や食品の機能性素材を展開している太陽化学は、出展者技術発表会にて、2日間にわたり3演目を実施する。

 オールナチュラルな「ポリグリセリン系高機能可溶化剤」や「同高分子オイル増粘剤」、クレンジング剤向け「ポリグリセリン系誘導体」は今回、ローションへの配合による機能性や使用感の改善事例を紹介する。

 初日の5月19日(10時15分)にはF会場で、「希薄系バイコンティニュアス型クレンジングローションのご紹介」と題し、ポリグリセリン脂肪酸エステル「サンソフト」の活用処方を紹介する。

 従来のふき取り用クレンジングローション処方と構造が異なるマイクロエマルション処方の開発により、べとつきを低減しつつクレンジング機能も改善できるという。セミナーでは、そのメカニズムを詳しく報告する。

 同日時にG会場では、「ポリグリセリン系高分子オイル増粘剤の驚くべき活用術」として、オイル増粘剤「TAISET OG‐C」を取り上げる。

 一般的なオイル増粘剤は、適度な流動性や透明性が求められる製品に対して十分な効果を付与することが困難で、これらを解決できるオイル増粘剤が求められていた。

 その点同原料は、処方設計の自由度が高く、攪拌後の粘度回復性と安定性を付与できる。さらにオイルの増粘効果に優れ、低添加量でも高い増粘効果を発揮。処方製剤の透明性が期待できるという。

 5月20日(15時30分~)にはD会場で、「高機能オールナチュラル新素材の驚異的可溶化力のご紹介」と題し、ポリグリセリン系界面活性剤「サンソフトSCP‐10‐C」の活用術を提案する。

 一方、ブース(N1‐17)では、泡質改善が期待できるグア豆由来低粘性な水溶性多糖類「サンファイバーRC‐C」や天然多糖類増粘剤製剤「ネオソフトNIC‐シリーズ」など、環境配慮に貢献する原料も展示。強みを生かした独自原料の魅力を伝えていく。
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