メディパルHD、今年度は新規事業で106億円めざす

粧業日報 2021年5月25日号 3ページ

カンタンに言うと

  • PMS事業を統合、ファンドを設立
  • 21年3月期、医療用医薬品の不振で2ケタ減益
メディパルHD、今年度は新規事業で106億円めざす
 メディパルホールディングス(渡辺秀一社長)は医療用医薬品卸事業がコロナ禍で医療機関の経営環境が厳しい中、高機能物流センターのALCを活用し、感染防止と効率化の両立を図った。さらにALCを活用した物流の効率化によって、SDGsへの貢献につなげる。

 また新規事業の拡大の一環で、グループのPMS事業(医療用医薬品の受託調査)を統合し、新会社ファルフィールドを設立したほか、CVCファンドを設立し、国内外のベンチャーに1000億円を投じ、シナジーを追求する。

 今年度の新規事業の業績は売上総利益ベースで前期比42億円増の106億円を目標としている。

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