コーセー、デコルテのビジネススキームを刷新

訪販ジャーナル 2021年6月28日号 1ページ

カンタンに言うと

  • KOSÉ-IDを軸としたOMO化で新たな顧客体験を構築
  • ECでのテスト販売をスタート、効果検証を経て本格稼働へ
  • 新接客スタイルでBCの働き方と顧客体験を同時にアップデート
コーセー、デコルテのビジネススキームを刷新
 コーセーは、デコルテブランドのさらなる進化を目指した包括的なブランド戦略「DECORTÉ Grand DesÍgn 2026」を発表した。

 情報収集手段の多様化と情報リテラシーの向上が一段と進み、コロナ禍で消費者の間でもデジタルリテラシーが急速に高まる中、商品・サービスの選択においては「より良い顧客体験が得られるか」が重要になってきており、マーケティングにおいては、顧客一人ひとりの心を掴むコミュニケーション設計を通して、顧客に選び続けてもらえる長期的な関係づくりがますます必須となっている。

 こうした状況を受け、同社ではハイプレステージブランド「コスメデコルテ」の長期的な発展には、顧客体験の質・量を高める新たな顧客接点の構築と、それを実現するための制度・スキームの構築が不可欠と判断した。

 5年先、10年先を見据え、「顧客接点」「顧客体験の質・量」「制度・スキーム」まで踏み込んでビジネススキームを今日的なものへとアップデートしていくことに大きく舵を切る。

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