資生堂、中国事業40周年を迎えサステナビリティ活動を実施

粧業日報 2021年7月28日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 中国の青少年にアート作品で創造力を発揮する機会を創出
資生堂、中国事業40周年を迎えサステナビリティ活動を実施
 資生堂は、中国での事業開始40周年を記念して、中国青少年発展基金会と、未来を作る青少年をサポートするサステナビリティ活動「Future Innovation Project」を実施する。

 中国全国の小・中学生から、資生堂のOUR DNAの1つであるアート&サイエンスにちなんだ作品を募集し、未来に向けて希望で満ちあふれる青少年の創造力を発揮する機会を創出し、その夢を支援する。

 プロジェクトの作品は6月より募集を開始し、約820点の応募の中から中国青少年発展基金会が120点の作品を選出し、7月16日にスマートフォン向け特設サイトで発表した。

 さらにその中から資生堂中国デザイン部のデザイナーを中心に、「題材の意味」「表現方法」「美のセンス」の基準で選出した40点の作品を、資生堂中国の公式サイト・ソーシャルメディアにて7月21日より発信している。

 1981年に北京市内のホテルなどでの輸入品販売からスタートした資生堂の中国事業は、2020年度売上高が連結売上の25.6%を占め、グループ全体の成長を牽引しており、中長期経営計画「WIN 2023 and Beyond」のもと、スキンビューティー領域への注力、デジタル事業展開、イノベーション強化、サステナビリティを中心とした経営進化などに取り組んでいる。

 売上は好調に推移し、中国本土にてeコマース事業の売上は前年比で50%を超える伸びを示すなど、デジタル分野での力強い成長も実現している。

 2019年に設立した「中国事業創新投資室」は、既存事業のイノベーションと新規事業開発を外部パートナーと協業し推進している。

 またサステナビリティの活動として、新型コロナウイルス感染症の対応支援の「愛心接力Relay of Love」プロジェクトを2020年に推進。上海、成都、貴陽、北京、西安、深圳、武漢の7都市を「愛心バス」で巡回し、医療従事者に感謝の気持ちを伝えると同時に、プロジェクト特製の化粧品18万セットを届けた。
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