化粧品メーカー各社のSNS戦略(TikTok特化)

C&T 2022年9月15日号 50ページ

カンタンに言うと

  • 認知拡大のみならず商品価値の訴求が求められる
  • 時代に適合した訴求が必須に
  • 「TikTok売れ」のカギは、プラットフォームに合った商品選び
  • 若年層ユーザーが多く、今後より重要なプラットフォームに
化粧品メーカー各社のSNS戦略(TikTok特化)
 インターネット全盛の現代において、SNSは個人利用のみならず、企業にとっても重要なツールとなっている。なかでもTikTokのユーザーには化粧品メーカーの主要ターゲット層でもある女性や若年層が多く、今後は効果的な運用が必須になっていく。

 そこでZ世代を対象としたシンクタンク組織であるZ総研の金丸雄一氏に話を伺った。

 ──TikTokの現在の印象をお聞かせください。

 金丸 ここ数年でTikTokの存在感・影響力は年々増している印象がある。

 コンテンツの幅もサービス当初から大きく広がり続け、ユーザー層も、調査ベースでは若年層だけでなく、30代・40代のユーザーが増えているというデータも多く、若年層だけのプラットフォームではなくなってきている。

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