ライオン、2022年12月期は売上・各利益とも修正目標をクリア

粧業日報 2023年2月28日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 海外事業を含めトップラインの拡大加速は順調
  • オーラルケア、ビューティケアが好調
  • 2023年海外売上比率50%の達成は視界良好
ライオン、2022年12月期は売上・各利益とも修正目標をクリア
 ライオンの2022年12月期決算(IFRS)は、売上高が前期比6.5%増(為替影響を除く実質3.4%増)の3898億6900万円、事業利益が23.8%減の235億5000万円、営業利益が7.5%減の288億4300万円、当期利益は7.7%減の219億3900万円となった。なお、関係会社が土地の譲渡益を計上したことから、営業利益、当期利益にはその分がプラスオンされている。

 売上高、各利益とも修正計画を達成した。売上高は前期比236.3億円の増収となった。一般用消費財、海外、産業用品それぞれで増収となった。一方、事業利益は73.6億円の減益となった。原材料価格上昇の影響が年初の想定を大幅に上回ったものの、売上増に伴う粗利増に加え、特売の抑制や値上げ、費用の効率化等により吸収し、修正計画を上回った。

 2月14日に行われた記者懇談会で掬川正純社長は2022年を振り返り、「Vision2030において重視しているトップラインの拡大は事業環境が大変厳しい中で、着実にギアチェンジに成功し、加速ができた。円安効果があったものの海外売上比率が初めて30%を超えた。2030年に50%という目標に向け順調に進捗している。一方、国内においては高付加価値新製品が好調に推移している」と語った。

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