新日本製薬、2023年9月期第1四半期は微減収増益

訪販ジャーナル 2023年2月20日号 3ページ

カンタンに言うと

  • 積極投資とコスト構造改革を進め、営業利益は上場来最高益に
新日本製薬、2023年9月期第1四半期は微減収増益
 新日本製薬(後藤孝洋社長)の2023年9月期第1四半期連結業績は、売上高が前年同期比0.2%減の92億5500万円、営業利益が1.6%増の8億3900万円、経常利益が1.0%増の8億4000万円、純利益が2.4%増の5億6100万円となった。単体では0.2%の増収となったが、連結ではフラット・クラフトが苦戦し0.2%の減収となっている。

 育成ブランドを中心に積極的なマーケティング投資を実行した一方、全体的なコスト構造改革を推進し、営業利益については第1四半期の上場来最高益となった。営業利益率は0.2P増の9.1%と良化している。

 セグメント別売上高は、化粧品が1.2%減の83億4400万円、ヘルスケアが10.0%増の9億1000万円となった。化粧品はFOCUSが伸長したものの、PERFECT ONEが海外・季節商品の販売減などにより軟調なスタートとなった。ヘルスケアはWの健康青汁の成長が貢献し、前期に引き続き2ケタ成長を継続している。

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