アルビオン、2022年12月期は売上高1.4%増の557億円

粧業日報 2023年3月23日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 国内売上の回復継続と適切なコストコントロールで増収増益を達成
  • 国際事業本部、23年は3ブランドとも新客獲得を推進
  • 営業本部、23年は会員数増加に全社一丸で取り組む
  • 億ショップは7店増の83店、回復基調に
アルビオン、2022年12月期は売上高1.4%増の557億円
 アルビオンの2022年12月期決算(2022年1~12月)は、売上高(収益認識基準適用前)が前年同期比1.4%増の557億5700万円、営業利益が3452.2%増の33億9600万円(営業利益率は2.1P増の6.1%)、当期純利益が1065.5%増の29億1300万円(純利益率は1.9P増の5.2%)となった。国内売上は3.5%増、輸出・海外売上は8.6%減となっている。

 ここ数年の業績を振り返ると、2020年は新型コロナウイルスの拡大に伴う臨時休業やインバウンドの消失などが響き、1956年の創業以来、初の営業赤字となったが、2021年は国内売上の底打ち、輸出・海外売上の続伸、経費節減が結実し、黒字を回復した。2022年は、国内売上の回復継続と適切なコストコントロールにより増収増益を達成した。

 小林章一社長は、経営方針説明会にて、2022年度の事業活動を振り返り、次のように語った。

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