花王、誕生20周年のアルブランから「うるおい密封膜」美容液を発売

　花王は2月10日、2024年にブランド誕生20周年を迎えるカウンセリングブランド「ALBLANC（アルブラン）」から、肌あれを防ぎつつ乾燥から肌を守り、うるおって明るいキメの整った肌に導く“うるおい密封膜”美容液「リペアセラムマスク」（医薬部外品、30 mL・7700円）を発売する。

　花王の調査では、季節の変わり目の外気の乾燥などにより、突発的な肌の乾燥に悩んでいる人が約６割いることがわかった。また、このような悩みを持つ人は保湿力があり、より効果感を得やすいスキンケアアイテムを求めていることも明らかとなった。

　そこで今回、日常の生活の中での顔の動きやこすれなどにより、メイクくずれと同様に、スキンケア品がとれてしまっている可能性に着目。月下香培養液（湿潤剤）とキサンタンガム（粘度調整剤）を絶妙なバランスでブレンドすることで、日常のこすれなどに強くて落ちにくく、伸縮性に優れた壊れにくい密着型の製剤膜技術を新たに開発した。

　塗膜が肌に密着して表情の動きにも追随するため、有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムとブランケア成分Ⅱ（保湿）、花王独自のセンレンシエキス（保湿）が、肌にしっかりとどまる。とろみのある美容液が肌の表面全体を包み込み、カサカサした肌表面（角層）の平滑性を高める。

　「外気の乾燥などによる突発的な肌の乾燥を『乾燥アラート』、今回の新しい密着型製剤塗膜技術による『つけおき美容』と称し、2つのキーワードをフックとした雑誌タイアップやSNSでの展開など幅広いコミュニケーションを予定している。これらの販促により、アルブランの美容液カテゴリー（他美容液含む）において2019年比2.5倍を目指し、ブランドの重点カテゴリーとして強化・拡大していく」（同社）